高津川を上る
匹見川編[

匹見〜裏匹見峡(赤谷)
2006.12.24
 普通、この時期ならば雪が積もっているはずなのであるが、今年は暖冬で、匹見の方もあまり積もっていないということを聞いた。高津川を上るシリーズでまだいっていない主な場所というのがだんだん少なくなってきたが、匹見から裏匹見峡に行く川はまだ残っている。そこで、今日はそちら方面を行くことにした。
 匹見温泉に車を停めさせてもらい、スタート。家を出るのが遅かったため、午後3時という時間。あまり進めないが、いけるだけいってみようと思う。

    

 やはり、この辺りの川は絵になる。道路よりちょっと下を流れているので、時々橋の上に行き川を眺めるという感じで上っていく。少し行くと匹見といえば有名なメイズに到着。休みの日なのだが、人はおらず受付にも人がいなかった。経営はどう?とちょっと心配になる。メイズは入れなかったが、その隣にミステリーハウスがあったので、入ってみることにした。しかし、ここも受付には人がおらず、良心筒なるものが・・・ここに料金を入れて入るというシステムらしい。確かにこうすることで、受付の人件費はいらないが、ここも大丈夫?と少々心配になる。暖かいシーズンになると、きっとお客さんもたくさん入るのだろう。さて、以前Y小の子どもたちをつれて遠足で来て以来だったのだが、ミステリーハウスはやはり感覚がおかしくなる。斜めに建てているだけのはずなのだが、分かっていても不思議な感覚になる。頭がぐるぐるする感じ。よくできたものだ。

   

  

 さらに川沿いの道を上って行くと、「自悠空間」なる見慣れない看板が・・・。近くに寄ってみると、なにやら広場が見えてきた。横の道を上って上から見ると、「太極図」陰と陽をあらわすような模様が・・・。ちょっと宗教がかった感じもしたので、中へは入らず、先へ進むことにした。

 

ところどころで、止まっては景色を眺める。のんびりのんびりが、この「高津川を上る」のいいところだ。

  

 途中でつり橋があったが、使用禁止になっていた。どうやらワイヤーの部分をささえるコンクリートに異常があったようだ。コンクリートの土台の上に重しとして、コンクリートの塊が何個も積み上げられていた。橋自体はそれほど古い感じはしないのだけれど・・・。手抜き工事?

  

 裏匹見峡に到着。ここには、ちょっとしたレストランやキャンプ場などがある。紅葉シーズンに車で来たときには人が結構いて、レストランも開いていたが、今日は誰もいないようだった。

   

   

  

 さあ、ここより更に上流を目指す。できることなら水源まで行きたいのだが・・・少しいくと道が二手に分かれていて、本流沿いの道を行こうとしたが、なんと、冬季は通行止め。この道を行くと広島へ抜けるそうなのだが、仕方がないので、もう1本の道を進む。この道は赤谷川という川沿いを通る。赤谷川とは、道川から金城に抜ける道沿いを流れている川と同じ名前だ。距離的には近いところにある川なのに、同じ名前がついているのはなぜなのか?今は道が通って交流があるが、昔はほとんどなかったということなのか?

   

 そして、この赤谷川沿いの道ではMTBの本領発揮。舗装道路ではなくなり、砂利道に。そして、いよいよ険しい感じになり、山の中真っ只中という雰囲気。

   

 しかし、こんな山奥で悲しい光景に・・・。粗大ごみが捨てられていたのだ。心無い人がこんな場所に・・・。環境を守るという自覚のまったくない、自分本位の人がいると思うとなさけなくなる。

    

更に進むと、砂利道ではなく、岩道のようになり、傾斜も一番軽いギヤに入れてもつらくなってきた。水源にはまだまだありそうな川の様子。時間のことも気になり始め、ここまで来たのに・・・という残念な気持ちもあるが、今日はここで、終了とすることにした。 

    

    

本日のデータ
走行距離 13.49km
最高時速 39.6km/h 
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